2012年の初滑りは，やっぱりというかかもい岳になった。

少しだけフリースキーで確認しておきたいことがある。

近場で探して朝里にする。

ここは“北海道スキーシーズンネット”加盟なので，自分の場合，キロロのシーズン券を提示すると1日券が安くなる。 国際も考えたが，出発が遅かったことと，ゴンドラに乗る手間を考えてこちらにした。

しかし，子供子供の団体が多く来ていてリフトが頻繁に減速運転したり止まったりする。 子供が自らやるなら許せるが，引率指導の大人が繋がってムカデ滑りをさせる。

元々，リフトが遅いのは覚悟していたが，イライラが募ってくる感じだった。

それでも，確認したいことは達成した。 この結果を持って，明日はポールにも入ってみよう。

“週末は練習だぁ！”と意気込んでいたが，膝の不調。昨夜から腫れてきた。 無理してもしょうがないので，膝の安静日とする。

残念。

一応，4時に鳴るよう目覚ましを掛けておいた。今日はスーパーGの早朝練習があるのだ。 しかし，やはり3時20分に目が覚める。 目覚ましを使うこと自体，人生に何回かしかないが，本当に目覚ましで“目を覚ました”のは数回である。

膝も嘘のようにすっきり。痛みも違和感も無い。 高速も，今のところ開いている。

一昨年，高速使用前提で5時に出発しようとしたら，通行止で練習の機会をふいにしたことがある。 その反省から4時出発となった。

乗ってみると高速には速度規制が実施されていたのだが，それでも早や過ぎる到着。 駐車場も除雪中で，センターハウス下の道路沿いの駐車帯に停めて時間を過ごす。 ワンピにも着替えた後，ようやく6時過ぎにセンターハウスに入る。

結構な降雪。さらに，人の集まる気配がなかなか感じられず，中止かとも疑ったぐらいだった。 結局，参加人数は10名に満たないほど。本数は滑ることが出来そうだ。

ターン弧の作り方と，緩斜面でのクローチング時の膝の前への押し出しを今日のテーマとしたやってきたのだが。

とにかく，バック。後傾である。いいこと無し。

一昨年の反省から，リフトに乗るときに羽織れるように上着を3着用意。 しかし，続けて5本滑ることになって，最後の2回はワンピのままリフトへ。

雪は降り止んだが，曇り空のまま。薄暗い。そして結構寒い。

終わってからビデオを見たが，どうやら本人の気持ちとは裏腹に無意識に身体が引けている。 クローチングもどきも，姿勢が高過ぎる。

今季，第2回の石井スポーツのナイター練習会。 一日雪が降り続く予報で，しかもベタ雪なので心配した。視界が悪くなるし，積雪に板が刺さって怪我をし易いからである。

しかし，実際は昼までに降った程度。しかも，南斜面の降雪はそれほど，多くはなかったようだった。

今回は小倉さんのセット。総勢は30人近く居たと思うが，前回の反省からか役割分担の指示もあって，ポールセットは順調に進んだ。

今年のテーマは，板全体で圧すこと。エッジを立てるのではなく，常に膝は前を向いていること。 何より，ギンギンに力を入れる滑りをしない。

ターンの仕上げと次の足場作りの為に，エッジを立てることをイメージしてこの場に臨んだ自分には，全く正反対のことに思えた。

そんな中でポール練習開始。 先日の全道高校で優勝した布目選手がまず滑る。元気がいい。ただ，雪煙が立つのがややターンの後半にまで食い込んでいるように思えた。 順番はその後だったので，ちょっと緊張した。

疲れのせいか，新しい板だからなのか知らないが，今日はさっぱり曲がれない。 脛に辺りを感じていないことに気が付き，一筆書きと上体のリラックスを心掛けて滑ったときのが，今日の中では一番ましだったようだ。

熊谷さんがビデオを撮ってくれて，youtubeにアップしてくれたのを後日見たのだが，全然いけていない。

ただ，ターンを始めるのに足場を作るときにエッジは必要無く，真っ直ぐ下に圧せていれば，次のターンにはトップから入っていくことが出来るとわかり， 今日の練習テーマと自分の企んでいたことがひとつに繋がって納得したのだった。

リフトで全道高校の会場だった阿寒湖畔スキー場の話になった。 “昔，あそこのキムチチャーハンが美味かったんだけど。”と話すと“まだありますよ。”と布目君が教えてくれた。

あそこで一人でポールを張っていたこともあった。霧多布勤務のときだ。

あれから，時間は大分経ったけど，技術は・・・あがらないなぁ。